会社も立ち上がった。公庫からお金を貸してくれた。
さぁ営業開始です。ところが、思ったよりもお客さんがこない、商品も売れない。計画では1日当たり○○人くるはずだったのに。。。
よく聞く話です。こんな時には、会計や税務の知識は役に立ちません。開業資金を調達したばかりで、新しく資金を調達するのも難しいです。
この段階で必要なこと。”売上げを伸ばす”しかないのです。
営業支援は税理士の専門分野ではありませんが、「事業部長として新規事業開発や営業経験のある」税理士としてできるアドバイスをいくつか書いておきます。
①なぜお客さんが買ってくれないか考えていますか。②どういうお客さんに買ってもらいたいですか③買ってもらいたいお客さんに自分の商品やサービスのことを知ってもらえてますか。
④①～③について、自分の時間をちゃんと使えていますか。
マーケテイング関連の本を読んでもらえれば、もっと詳しく書いていますが、あなたの商品や、サービスがどういう人に役立ち、その人たちが、ちゃんとその商品やサービスがることを認識して、かつ、他の競合先と比べて、「いい！」と思ってくれなければお客さんは買ってくれないですよね。結局あなたの状況（地域、お客さん、商品）と全く同じ状況は本やネットではないので、自分で道を切り拓いていくしかありません。①～④は成功した経営者は必ずやっていることです。事業には産みの苦しみはつきもので。困難を乗り越えたからこそ見える景色もあります。ぜひ、困難に負けず、壁を乗り越えてください。

松山会社設立パートナー　森　貴弘