【特集】創業時困ったこと特集②~事業計画作ってみよう

起業する意欲が高まってきた人、または、勢いで起業してしまったけど、この先不安な人は想いを形(=数字)にしてみましょう。そう事業計画を作るということです。決まりはありませんが、3年後、5年後、会社がどれくらいの売上をあげて、利益をどれくらい稼いでいるか数字を出してみましょう。
ここで注意すること”バラ色の事業計画”を作りましょう。我々の業界で”バラ色”といえば、あまりいい意味では使われません。根拠の薄い右肩あがりの事業計画、それで借金返せるのか?という疑いのニュアンスを含んでいます。
ただ、創業時のこの段階では、あえて”バラ色の事業計画”としましょう。夢がなければ、顧客や、取引先、社員といった他人をその気にさせて巻き込んでいく事業はできません。
ソフトバンクの孫正義さんが、創業時「豆腐屋のように、「1兆(丁)、2兆」と売上を数えるようなビジネスをやる。」と言ったのは有名な話ですね。
まずは楽しいことから考えましょう。3年後、5年後には社員が100人になって、社会にはこんなことあんなことで貢献して、売上は○○億、役員報酬は△△もらって。。。。もちろん、事業を大きくしなくてもよくって、少人数で本当に、いいと思うサービスをお客さんに提供するというゴールもありです。
3年後、5年後のバラ色の事業計画=ゴールが決まれば、近い未来にさかのぼっていきましょう。5年後全国展開するには3年後には東京に営業所がないとだめ、そのためには1年後にはこれくらいの社員で、これくらいの製品売って、売上と利益はこれくらいになって。。。。
1年後の目標ができましたね。では、1年後に目標を達成するための計画、つまりは予算を作りましょう。ここまでくると資金繰り表も一緒につくる必要があります。
どんどん起業が現実的になっていきますね。資金繰り表については次回説明しましょう。

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